アラン・リックマン

『恋する予感』観ました 感想・ネタバレあり

投稿日:2018年11月25日 更新日:

映画『恋する予感』を観ました。

原題:An Awfully Big Adventure
製作国:イギリス 製作年:1994年

あらすじ
戦後間もないイギリス、リバプール。叔父夫婦に育てられた16歳の少女、ステラは、女優を目指して地元の劇団に入団し、演出家兼劇団の代表であるメレディスの助手となった。ステラはメレディスに想いを寄せるが、彼はゲイであり、ステラの恋は実らない。
そんなある日、ピーター・パンの公演が迫る中で、主演俳優が骨折し、代役としてかつての名優・オハラが招かれた。代役の舞台が大成功を収めた後、オハラはクリスマスパーティでステラを誘う…。

以下、感想&ネタバレを含みます。

まず…!
邦題どうした????!!!!
恋する予感☆
なんてタイトルから、キラキラっ☆ラブコメかと勝手にうっかり思い込んで、うきうきしながら観ちゃったじゃんかっ!
原題とパッケージから、ただならぬ気配を感じたものの、
邦題から受け取る楽しそうな響きに釣られてしまった…!
ヒュー・グラント主演ってのも、ラブコメ路線を暗に期待してしまった要因でもあるかも。だって、まさかフォー・ウェディングの翌年にこんな…!

しかしまぁ、キラキラキャハキャハした雰囲気とはかけ離れている本作。
とことん絶望的なストーリーとなっております。ご鑑賞の際には、充分心してご覧ください。

キャッチコピーは
ヒュー・グラント×アラン・リックマン×マイク・ニューウェル監督 隠れた名作!
ってことなんですが、
隠れてた理由がよくわかるよ…。
(マイク・ニューウェル監督は、この10年後にハリー・ポッターと炎のゴブレットの監督として再びアランとお仕事をしていますね)

誰も幸せにならないストーリー。
さらには、結末としても映像的にもアランが悲しすぎて…!
アランファンとしては、胸が締め付けられそうな映像に、半分泣きそうになってしまいました。

さらには。
アラン演じるオハラは、ステラという16歳のヒロインに惹かれるのですが。
ステラの何に惹かれたのかが、具体的に描かれないので(最後に、あぁ…とは思いますが)、
性格も思考も行動も全てにおいて子供っぽいステラにご執心のオハラが、ロリコンとか犯罪者に見えてしまうっていう、
なんだかもやもやしたものも感じます。

とまぁ、なんだかんだ言いますが。
でもこの作品、アランファンには、ものすっっっごくオススメしたい一本です!
アラン観たさで観るのであれば、私は、かなり好きな作品であります。

だってね、だってね、
アイドルみたいなアランがいっぱい観られるんだよ♡

まず、まさかの
バイクに乗って颯爽(?)と登場!

バイクに乗ってるアランとか!貴重も貴重!レアですよ!
しかし、バイクが小さい(笑)
いや、アランがデカいのか?
しかも、せっかく格好つけて登場してるのに、
アラビアのロレンス気取り?とか、
イイ年してバイク?とか、散々な言われようw

登場後、間髪入れず、劇場内を小走りでこちらにやって来るのですが、
安定の乙女走り!!!
いやもう、かわいすぎだろ!

旧友と再会の乾杯を交わし、
ワイングラスを、あの、ぷくぷくだけどエロいお手手でいじり倒し…。

と、ここまでアランはほとんどまともに喋っていないにも関わらず、
セクシーさとキュートさとかっこよさ炸裂で、そして時折見せる切なそうな表情で、
こちらとしてはもうほぼほぼおなかいっぱいになりそうなのです。

こんな。こんな。アイドルみたいなアラン、初めて観たよーーー!

全編を通して、踊ったり、乙女走りしたり、顔芸したり、のキュートなアランが満載です!
かと思えば、涎が垂れそうというか、唾をも飲み込むというか、とにかくうらやましすぎるセクシーなアランがいたり。

ばっちり舞台メイクを施したアランを拝めたり。(そんなメイクでも隠し切れない色気…♡)

ストーリーや演出には、
おい!
と突っ込みたくなるところも多々ありますが。
現代的な演出だったら、こんなアイドルっぽいアランは観られなかったかもしれないので、
そこは甘んじて受け入れましょう♪

さっきからアイドル連呼してますが、
私の中で、この作品はアイドル・アランのプロモーションビデオを観ているかのようなのです。

笑顔の切り取り方とか、
海辺で走るシーンとか。
やたらアランがかっこつけてて、やっぱり(往年の)アイドルっぽい!w
誰かわかってほしいなー。
ついでに言うなら、主演はヒューじゃなくてアランだろっていう。

とにかく、アランを心ゆくまで楽しむのにはオススメの作品です。
アランに溺れたいとき、アラン不足に陥ったとき、
(ストーリーは抜きにして)にやにやお楽しみください♪

-アラン・リックマン

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