ハリー・ポッター

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』閉心術のレッスンに思うこと

投稿日:2017年11月9日 更新日:

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の見所のひとつ!
スネイプ教授とハリーの閉心術のプライベートレッスン。
…あぁ、なんて良い響きなんでしょう!私にもプライベートレッスンしてください…♡

ハリーとヴォルデモート卿の繋がりを閉じるために、
ダンブルドアの指令を受けて、ハリーに閉心術を教えるスネイプ教授。
愛するリリーの瞳を間近に見つめながら、
護るべきの、でも憎み嫌った男の容姿をした少年の心の中に入らなくてはいけないなんて、
そんなスネイプ教授の心中を思うだけで、私まで切なくて心が痛んでしまうレッスンです。

さらには、スネイプ教授の最悪の記憶まで、ハリーに覗かれてしまうなんて!
スネイプ教授はどれだけ心労を重ねなきゃいけないんだ!!!

原作では、
スネイプ教授は、閉心術のレッスンをする前に、見られたくない記憶を、憂いの篩にしまっています。
姿をくらますキャビネット棚に引っかかっていたモンタギューが、トイレに詰まり、救出に向かうスネイプ教授。
憂いの篩にしまったままの自分の記憶が気になるも、生徒救出の方が先だ、と急ぐスネイプ教授。(スネイプ教授の心境は、管理人・なぁこの妄想です)
「ポッター、この続きは明日だ!(出ていけ、憂いの篩見るなよ)」
「…(スネイプが隠したい記憶ってなんだろ)」ハリー好奇心むくむく
「えいっ!」憂いの篩にダイブ!
といった具合で、ハリーは自ら、スネイプ教授最悪の記憶への道を辿るわけです。

映画では、

ハリーのことを、父親に似て傲慢な奴だな、と罵るスネイプ教授。
スネイプ教授の本音がこもった、"Life isn't fair"が聞けるのもこのシーン。

それに激高して、
スネイプ教授に杖を向けるハリー。
ちゃっかり、プロテゴしちゃいます。

あろうことか、教師に杖を向けるなんて!
それもスネイプ教授に!!!
ハーマイオニーがいたら、卒倒してるかも。

案の定、

スネイプ教授の唱えたレジリメンスが、
ハリーのプロテゴに跳ね返され、
ハリーを自分の心の中に侵入させてしまうスネイプ教授。

といったように、最悪の記憶が明かされるわけです。

(画像はちょっと前後してます)

でもでも。
これって、いくら偶然とはいえ、
スネイプ教授がハリーに敗れたってことですよね。
そして、結構長めの記憶をしっかり追体験させてから、ようやくハリーを追い払ってますよね。

この事実が、私はどうしても腑に落ちないのです。
まぁ、映画だから、の一言で済む話なのですが、そこを敢えて…
スネイプ教授なら、ハリーごとき(失礼)のプロテゴなんてうまくかわせるはず。
例え心の中に侵入されたとしても、
一瞬で、ハリーを閉め出せるはず。(ってか原作では、一瞬で閉め出してた!)
あのヴォル様を出し抜けるスネイプ教授なんですもの。
我らがスネイプ教授なんですもの。
そんなミスをするとは思えないんです。
というか、無敵のスネイプ教授であってほしいし…!

映像となったおかげで
アランがあの低音ヴェルヴェットボイスで、執拗にハリーに迫る姿が観れるわけで…♡
さらには、スネイプ教授のお部屋の観察もできちゃうわけで…♡
ファンとしては、とってもありがたいシーンでもあるのですが、
やっぱり、スネイプ教授には、ハリーを圧倒する存在であってほしいな、という気持ちがダダ漏れです。

姿をくらますキャビネット棚が、次作謎のプリンスへの伏線になっていたり、
スネイプ教授が、憂いの篩を扱えるほどの熟練した魔法使いであることが示されていたり、
たいせつなシーンであると思うんだけどなー。

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