アラン・リックマン

クリスマスに観たい映画No.1『ラブ・アクチュアリー』

投稿日:2017年12月17日 更新日:

クリスマスに観たい映画、といえば、
アラン・リックマンファンなら、誰しもが、きっと思い浮かべるであろう、『ラブ・アクチュアリー』。
今年も、ラブ・アクチュアリーの季節がやってきましたよ!!!

原題:Love Actually
製作国:イギリス・アメリカ・フランス 製作年:2003年

ネタバレしてます。おそらく。まだ観ていない方は、ご注意くださいね!

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クリスマス直前のロンドンを舞台に、19人の男女が織りなす、愛の物語。
と、公式では言われていますが、数えてみたら、もっと多い気が…。
いろんなお話が、ちょっとずつ絡み合いながら同時進行していく、グランドホテル方式(群像劇)の映画です。

最初に観た時は、映画が好き!この俳優さん、女優さんが好き!っていう気持ちで観てなかったので、
あーーー♡心があったかくなる映画!
程度の感想しか持っていなかったにも関わらず、長年、私の中の、好きな映画の上位にあり続けた作品です。

改めて観返してみると、
アランは出てるわ、エマ・トンプソンは出てるわ、コリン・ファースは出てるわ、
ヒュー・グラント、ビル・ナイ、リアム・ニーソン…
とんでもなく濃く、豪華な面々が出演しています!
いいんだろうか、こんなに贅沢ちゃって…!と、びっくりするほどの豪華俳優陣。
さらには、「ブリジット・ジョーンズの日記」でお馴染み、ラブコメの帝王リチャード・カーティスによる監督・脚本。
おもしろくないわけがない、間違いない作品です。

9通りの愛のお話が繰り広げられていくわけですが。
こまかいお話の解説は、きっと他のサイトでたくさんされているでしょう。
ここでは、我らがアランのお話をメインで!!!

我らがアランは、
デザイン会社社長のハリー(名前。笑)
※ちなみに、ラブ・アクチュアリーは、ハリー・ポッターシリーズの秘密の部屋とアズカバンの囚人の間に製作・公開されています。
スネイプ先生を演じる合間に、ハリー役も演じていたと知ると、ちょっと頬がゆるみます。※
妻子がありながらも、秘書の誘惑にのってしまう、ちょっと情けない中年男性。
という役を演じています。

んんんー!
もう、設定自体が、かなり好きな感じ。

社長とはいえ、スーツ姿で、キリッと決めてるわけでなく、
部下のサラの恋模様を気にして、親身になって発破をかけたり、
おちゃめにじゃれたり。
そんなかわいいアランに会うことができます。

奥さま・カレン役は、エマ・トンプソン。
アランとは、昔から何度も共演を果たし、
アランの初監督作品「ウインター・ゲスト」では主演も務めています。
なんてナチュラルで素敵な夫婦感。
ちゃんと、ふたりの日常や感情を積み重ねてきた、本当の夫婦としての歴史を感じるようなふたりの演技が素敵。

アランを誘惑する秘書・ミアが、これまた小悪魔的な魅力満載で。
こりゃ、男性はイチコロでしょう、といった典型的な小悪魔。
いいなぁ。私もアランに、しっとりハグされながら踊りたい。

ミアに、迫られたり、おねだりされたりする時の、ハリーのどぎまぎ感が、とてつもなくかわいいの。
ぷにぷにお手手と相まって、超絶かわいい。

プレゼント買ってね♡
と言われて、嫌々なフリをしつつも、ちゃんとリクエストを聞きに電話をかける表情とか、
奥さんがいなくなった隙に、必死でプレゼントを選ぶ仕草とか、
やけにリアル。笑

そして、この映画の私的一番の見どころが、
Mr.ビーンで有名な、ローワン・アトキンソン演じる、ジュエリー店店員とハリーのやり取り。

何度観ても、いや、むしろ思い出すだけでも、
ぷぷぷ、と笑わずにはいられないシーンです。

妻にみつかる前に、急いでミアへのプレゼントを買ってしまいたいハリーと、
やたら丁寧にゴージャスなラッピングを行う店員。
この、「あーー、もういいもういい、勘弁してくれ」的なアランのしかめっ面、好きだな。
噛み合わない二人のやり取り、是非リピートして観てもらいたい!笑

……………

結局、ハリーはミアと浮気をし、
妻・カレンは、そのことを知ってしまいます。
ってか、妻の目の前でいちゃいちゃ踊ってたら、そりゃバレるよね。笑

クリスマスに向けて、ストーリの大多数はハッピーエンドへと動いて結ばれていくのですが、
ハリー&カレン夫妻(ともう一組)は、幸せな結末には至らないまま、映画は終わりを迎えます。

夫の浮気を知ってしまった妻は、深く傷つき、
簡単なことでは、ふたりの間にできた溝は埋まらないでしょう。
他愛なくても、ふたりが今まで繰り返してきた大切な日常は、
きっと、少し温度を変えてしまうのでしょう。

この映画のテーマである「愛」。
ハッピーなだけじゃなくて、苦しいことも悲しいこともダークな面もたくさんあるけれど、
その二面性の、悲しみや苦しみの部分を、
この二人は映し出しているように思います。

映画の最後は、クリスマスから1ヶ月後に設定されています。
どこかから帰国してきたハリーを、家族みんなで出迎えるシーンが描かれています。
(これを、別居から久しぶりに家族に会うシーン、と解釈するか、
単に出張から帰ってきたお父さんをみんなで出迎えるシーンと解釈するか、微妙にわかれるようですが、
私は、出張から帰ってきただけ、と思って観ています。)

ハリーとカレンは、軽くハグを交わし、
「さぁ、おうちへ帰るわよ」とのカレンの言葉が残ります。

この先のことは、描かれていないのですが、
きっとふたりは別れないんだろうな。
というのが、私の結論。

信じたくても、信じきれなくて苦しみながら、
裏切ってしまった罪の気持ちを持ちながら、
それでも家族という愛の形を、この二人はこの先も築いていくんだろうな。

『ラブ・アクチュアリー』。
豪華すぎるキャストと、ハートウォーミングなストーリーかつ、くすりと笑えるコメディの、贅沢な一本。
様々な愛の形を感じて、心があったかくなる映画!
クリスマスに、たいせつな人と一緒に観たい映画です♡

……………

実は、この『ラブ・アクチュアリー』。
今年2017年の3月に「レッド・ノーズ・デー」というチャリティの一環として、続編が公開されました。
その名も『Red Nose Day Actually』。

カレンを演じたエマ・トンプソンは出演していません。
アランの死を悼み、
悲しすぎる、まだ早すぎる。
というような理由だった模様。
脚本・監督のリチャード・カーティスも、
ハリーとカレンのその後については、なんにも考えられないんだ、
といったことを話していました。

ハリーとカレンとその家族の14年後も観てみたかった。
やっぱり、アランには元気で生きていてほしかった。
改めて、アランの死の悲しみの大きさを噛みしめました。

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