アラン・リックマン

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』観ました 感想・ネタバレあり

投稿日:2017年11月17日 更新日:

映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観ました。

原題:SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
製作年:2007年 製作国:イギリス・アメリカ

あらすじ
19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、その目には狂気が宿っていた。かつて、自分を陥れた男への復讐に燃えているのだ…

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※ネタバレしてます。
まだ観ていない方はご注意くださいね。

ティム・バートン監督とジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーターという、安定のコンビが贈る、
不気味で怖くて、悲しいスプラッタ・ホラー・ミュージカル映画。
たぶんたぶん、アランが好きじゃなかったら、自分の意思では観ないようなジャンルと描写の映画ではあります。
血がブワーーーっとか、殺人シーンとか、とっても苦手なんです。
でも、アランのおかげで、観る映画の幅が増えました。

映画は、とってもダークで。
よくもまあ、ここまでダークなものを創り上げたなぁ、と。
色彩のない暗い画面に、死体を焼く黒い煙が立ち登る。色彩は、飛び散る鮮血のみ…。

ジョニー・デップ演じるスウィーニー・トッドは、いつも復讐の気持ちを抱えていて、
狂気をはらんだ目で、世界をみつめています。
憤怒の気持ち、復讐心、それを原動力に生きることの疲弊感。
そんなトッドの生き様が、とってもせつない。

ヘレナ・ボナム=カーター演じるラヴェット夫人は、トッドの側に寄り添い、
もう忘れちゃいなよ、私と生きていこうよ、
と願いながら、支えています。
ラヴェット夫人が、トッド達と家族になる妄想を歌うシーンは、
カラフルでかわいらしい衣装のラヴェット夫人や、きょとん、とした表情がかわいらしいトッドが観れて、
私のお気に入りのシーン。
ちなみに、あまりにも色彩が抜けた暗い画面ばかりで、わかりづらいのですが、
ラヴェット夫人のドレスが、どれもかわいい。
実際に、ヴィクトリア朝時代の布を探して作られたドレスもあるんだって。

で!我らがアランですが。
ターピン判事という、悪ーーい判事を演じています。
ウィキペデア様によると、権力を濫用してバーカー(トッド)を流罪にした、好色な判事 だそう。
好色な判事…ぷぷぷ!
いいですねぇ。このターピン判事、けっこう好きなキャラクターです。

ベンジャミン・バーカー(スウィーニー・トッド)の妻ルーシーを気に入り、手に入れるため、無罪のバーカーを島流し。
彼らの娘、ジョアナを引き取り、育て、軟禁し、妻にしようと企む。
屋敷には、世界中の卑猥な書物がたくさん。
ド変態じじい♡
んんんー!こんなアラン、たまりません!笑

女好きなのかもしれませんが、
一途さも感じる、ターピン判事。

なかなか自分に落ちないバーカー夫人・ルーシーを、毎日窓の下で花束持って待ってる姿、かわいすぎ…♡
ねぇルーシー、その花束いらいないなら私がもらうよ?

娘・ジョアナに求婚したものの、喜んでもらえなかった…と落ち込むターピン判事。
そのしょんぼりした姿も、かわいい…!
ねぇジョアナ、そのプロポーズいらないなら私がもらうよ??

ティモシー・スポール演じる、腰巾着・バムフォードに、
スウィーニー・トッドの床屋でヒゲを剃って清潔にして、身なりを整えたらジョアナもあなたに夢中になるのでは?
とアドバイスをもらうと、即効で床屋へと乗り込むターピン判事。
なにその素直さ!
やばい、やっぱりかわいい…♡

無理矢理な判決を繰り返しては、他人の人生や命なんてなんにも気にしないくせに、
女性に対し、とっても情熱的で一途なターピン判事。
アランのセクシーさが、ぴったりと当てはまるキャラクターです。
いい!このアラン、とっても良い!!

バムフォードとのシーンでは、
一生懸命歌いながら語りかけるバムフォードに対し、
淡々とセリフを返すのみだったので、
あ、この映画の中でアランは歌わないんだー。
なんて思っていたら。
トッドの床屋では、とてつもなく饒舌に、
いかに女性が美しいのか、愛すべき存在なのか、朗々と歌い上げるし。
んー!アランの歌声、貴重かつ素敵です…
あのヴェルヴェット・ボイスで、愛を歌われた日には…♡惚れ惚れ。

無精ヒゲの伸びた、ちょっと小汚い姿。
19世紀(ヴィクトリア朝時代の設定とのこと)の衣装を華麗に着こなす姿。(タイツ!)
床屋のイスの上で、だらん、と油断しきった姿。
いかにも悪いことを企んでます、といった悪人そのものの姿。

キャラクターとしては、憎むべきターピン判事ですが、
私には、とっても愛らしくみえてしまいます。いかんいかん。

それにしても、アランってば、ほんとに悪人の役がかっこいい。
立ち姿だけで、もう
あ、こいつ悪いヤツ!
ってわかる演技。さすがです。ゾクゾクする!
普段の好々爺としたアランからは、想像できない、この悪役へのシフト感。
かっこいいなー。

ちなみに、この映画では、
アラン・リックマン、ヘレナ・ボナム=カーター、ティモシー・スポールが共演しています。

我が君軍団揃い踏み♪
ハリー・ポッター好きとしては、うれしくなるキャスティングですね。
(実は、アンソニー役のジェイミー・キャンベル・バウアーもハリー・ポッターに出演しています。わかるかな?)

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』は、
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血がブワーーー!なシーンが多くて、
そのたびに
「Nooooooo!!!!」
と叫びながら、目をつぶってやり過ごす私。
アランの最期のシーンなんて、
「NOOOOOO!!!!!いやーーーっ」
と毎回大騒ぎ。それでも何回も繰り返して観てしまう、この映画。
貴重なアランをたくさん観れるので、スプラッタやホラーがどうしても苦手でなければ、
是非多くの方に観ていただきたい作品です♪

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